「マイインターン」の感想、ネタバレ有り

どうも、もんたです。

本日は15日、お盆で満月の日ですね。

ご先祖様に感謝を🙏



さて、今回は、友人におすすめされた


「マイインターン」


TSUTAYAで借りて見てみました。

主演はアン・ハサウェイ、ロバート・デニーロ

名前で見れば誰もが聞いたことのある名前ですね。

僕の期待値もそこそこ高めでした。



あらすじは、


若くしてアパレル業界で成功した女性社長ジュールズ。毎日仕事をバリバリこなし、スケジュールは分刻み。5分でミーティング、そのまた5分後に別のミーティング...。そこに現れたのが、65歳以上を採用するシニアインターンで選ばれた男性ベン。


ベンは、退職し、妻も先に亡くなり、自由な毎日の中にどこか虚しさを感じていた。
そこに、シニアインターン募集を見つけ、思いきって応募をしてみる。


直属として働くことになった老齢のベンのことを疎ましく思っていたジュールズ。しかし、彼の助言、行動に助けられ、次第に心を開いていく。

そんな二人の、年齢も性別も越えた友情を描いた物語。


こんなところでしょうか?






結論から申しますと、



素晴らしい映画だなと!!👏👏




俳優のネームバリューだけで中身のない映画はごまんとありますが、


この映画は、

年齢による差別

性別による差別

・新しい価値観を受け入れる柔軟性



パッと思い付く限りでですが、

こういったメッセージを含んでいるように感じました。




・年齢について




ジュールズとベンの年齢差は40歳。

最初に彼を見た彼女の反応は、

「あなた本当に私の所で働くの?」
と呆れぎみに言っているように見えます。

もちろんセリフには言ってませんが、さすがはアンハサウェイ。


この時点で、

こいつは使えない、のろまだ。

というレッテルを貼ってい
るんです。


ところが、

ベンの助言、同僚や彼女への思いやり、その生き方そのものによって、

彼に頼るようになっていくんです。


人間、ただ歳をとるだけではない。


いろんな経験、知識、知恵を蓄えながら、人生を歩むんですね。



ベンは、とてもケツの青いガキ(口がわるいですね笑)には真似することのできない、

的確な助言、
気遣う優しさ、
人との接し方、
何より、自分の年齢なんて全く考えてない、自由な生き方をしていました。


70歳で、

20代の若者たちと全力で走る。
恋をする。
仕事もしっかりこなす。
慣れないSNSも始めちゃう。



僕たちの社会は、高齢な方に優しいとは決して言い切れません。


最近だと、車の運転がすごく問題になってます。
老人を見ただけで、そこにラベルを貼ってしまう。

のろまだとか、頭が堅いとか、もっとたくさんあると思います。


ただそれは、引っ越す時に、「いらないもの」と書かれた段ボールに入れてしまって、中身を見ようとしないのと同じじゃないでしょうか?


いくらでも使いようがあるものなのに、もういらないからと、簡単に捨てている

それと同じように感じてしまいます。


この映画には、


今一度、目の前のその人と、しっかり目を見て向き合ってみませんか?


と、言われているような氣がしました。

・性別の差別について

この映画で終始つきまとっている問題というのが、

女性蔑視です。


今の社会じゃもうないだろ~

なんて言ってる人もいるかもしれませんが、

習慣化とは恐ろしいものです。


今でも根強く、女性が働くことへの違和感を抱き続けてる人々、そして社会はあります。



この映画の時代は2016年。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムも登場しており、

ジュールズはネットを使って成功しました。
バリバリの現代です。笑


映画中盤あたりから、ジュールズがCEOを雇おうとする場面がいくらかでてきます。


そこでは、女性社長をどう見てるか、がセリフからですが読み取れます。



また、公園でジュールズの娘を遊ばせるシーンがあるのですが、

そこでのママ友の関わり方を見ると、


働いている母親なんておかしい


こうしたニュアンスの言葉を投げ掛けてきます。


やめてくれ~ってなりましたね。笑

仕事場だけでなく、周りの母親たちからもそういう目でみられてしまう。

正直、ジュールズは息がつまりそうでたまらない生活をしていたんだと感じました。


女性が生きづらい世の中ってのは、みんなの底に凝り固まった習慣、思考が作ってしまったいるんだなと。


自分達の周りにも、ありませんか?







長々と話しましたが、

締めましょう。


この映画を通して感じたのは、


新しいものを受け入れる柔軟性が、より人生をすばらしいものにしてくれる、

周りの目ばかりを気にせず、自分の本当の気持ちに嘘をつかない、

人と人とのつながりの大切さ、



他にも受けとれるものはたくさんありましたが、

大きくこういったことを教えてくれました。


自分らしい人生、歩めていますか?


何か、心からしたいと思うことがあれば、

嘘をつかず、体裁なんか気にせず、

思い切りやってみましょ!




それでは、また。


みなさんに、笑顔が届きますように。

#映画 #役者

もんたの徒然草

ただひたすらに書き綴る。 あらゆるものを見て、聞いて、知って、そこから感じたものを。 地球を平和に、幸せに。 全ての生命に祝福を。

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